
Q1.光線治療ってどういう治療でどういう病気に効果があるんですか?
A.人工太陽灯(厚生省医療用具承認)といわれる治療機器を使用し、これから発光されるごく太陽に近い光線(紫外線・赤外線・可視光線)を直接皮膚に照射して治療する自然療法です。
全身の血行を促し、生成される光化学物質によって免疫機能を高め生理機能を正常にする治療法なので、特に病名は問いません。
Q2.カーボンってなんですか? 何でできているのですか?
A.治療に使用される炭素棒のことでABCDの4種類があり病気・症状にあわせて使い分ける、言うなれば光線治療の薬の役目をする物なのです。
参考→カーボン(炭素棒)は石油が燃焼するときに出るピッチに若干のコークスを混ぜた物で、中心に紫外線・赤外線・可視光線を発光させるためにセリュウム・リチュウム・鉄・銅その他の混合金属元素が挿入されています。
Q3.このような治療はいつ頃からあったんですか?
A.光線療法が日本に入ってきたのは明治の末期なのですが、実は1903年のノーベル医学生理学賞を受賞しているれっきとした、原理原則に基づいた歴史と裏付けのある確立された治療法なのです。
日本で初めて光線治療を医療に応用したのは、明治41年 東大皮膚科の土肥博士なのですが、残念なことに光りの持つ効果・原理原則に関する専門的な知識を持ち研究している人がきわめて少なかったため非常に立ち遅れているのが現状なのです。
参考→デンマーク生まれの”ニールス・フィンゼン博士”は人工太陽灯(フィンゼン灯)を考案、当時不治とされていた結核性の病気「尋常性狼瘡」に対する治療効果を収め、その功績に対してノーベル医学生理学賞を受賞したのです。
Q4.どうして光線を照射しただけで痛みが取れるのですか?
A.痛みとは患部が虚血状態(血液が流れにくくなる状態)になり、周りの細胞は栄養・酸素が不足し仮死状態になります。するとそこに「痛みの因子」が発生し脳に伝達され、「ここが痛い」ということになるのです。
痛みの患部に光線を照射しますと照射部位は約15分後には通常の血流の約7〜8倍に上昇します。すなわち痛みの原因になっていた虚血状態で仮死状態の組織に対し7〜8倍のスピードで栄養・酸素・修理材料を供給するため、細胞が正常化し痛みの因子も血液に吸収され、痛みがなくなるのです。
Q5.紫外線によるシミ・ソバカス・皮膚ガンの心配はないんでしょうか?
A.紫外線には波長別にA・B・Cと3種類あるのはご存じですか?
それぞれについて簡単に説明します。
C紫外線 一番短い波長で、これを浴びると皮膚ガンになる可能線が高いのですが、
通常では成層圏で消滅し地上には到達しません。
ただし対流圏のオゾン層が破壊されると地上に到達する可能性が高くなるため
オゾン層破壊問題が世界的に取り上げられています。
B紫外線 A紫外線と共に地上に届いたいて、いたずらをします。
例えば化粧品の成分と化学反応を起こしシミ・ソバカスの原因を
作ったり、カラーポスターの色を変色させたりします。
しかし人工物にはいたずらをしますが自然の物にはいたずらはしないのです。
A紫外線 紫外線の中で一番波長が長く、生物に必要な光化学物質をつくってくれます。
全くいたずらはしません。
光線療法に使用しているカーボンはA波長の紫外線しか発光していませんので安心です。
Q6.妊婦さんに対してはどうでしょうか?
お腹の赤ちゃんに対しては悪影響はないのでしょうか?
A.妊婦さん・赤ちゃんとも悪影響はありません。大いに受けるべきだと思います。
妊婦さんに対して・・・
1.妊婦さん自身の健康状態が相対的に上昇する。
2.総合的に必要なホルモンなどの分泌が正常かつ活性化されます。
3.”つわり”などが軽く(または皆無)なります。
4.お産のとき子宮や産道内の組織(細胞)が健康かつ弛緩(柔軟性)していますので安産につながります。
5.神経・精神の安定作用が働き、お産に対する不安や緊張を和らげてくれます。 6.産後、歯が弱くなった またはぼろぼろになったとか、痔が悪くなったというお母さんがおりますが、そういうことにならないための予防になります。
お腹の赤ちゃんに対して・・・
1.もし、お腹の中の赤ちゃんに何らかの以上や欠陥が生じた場合は、母胎共にその治療及び修正に役立ちます。
2.すでに産まれた赤ちゃんには、一日20分以上は日光浴をさせなさいと言われております。これは母乳にも含まれていない免疫力を高め、骨づくりに必要なビタミンD3を造るためで、お腹の中にいる赤ちゃんにとっても同じことが言えるのです。
※産婦人科で光線療法をおこなっているのを御存知ですか?
それは保育器です、未熟児の成長促進と新生児重症黄疸の赤ちゃんに対し電気的発光する可視線(560ミリミクロン前後)を照射して治療をおこなっているのです。
母胎と体内の赤ちゃんの免疫力を高めると共に、赤ちゃんの成長に必要な骨づくりと立派な赤ちゃんを産むためにも是非 光線療法をおすすめいたします。
我が家の第二子(2000/10/05生まれ)は体内にいるときから一日おきに光線に当たっていました。元気に育っています。
Q7.目に対して害はないのですか?
A.全く問題はありません。ただし目に照射するときは軽く目をつむります。
光と目とは密接な関係がありますから、目の病気に応用して予想以上の効果を認めることがあります。
光線を目に照射することによって視覚神経を介し神経経路を経て脳に作用し、体内の内分泌機能全般を調整することができるのです。
白内障・緑内障・眼底出血などのあらゆる眼科疾患に大変有効です。
Q8.こんなに良い治療法をどうして病院(医院)では取り入れないのですか?
A.取り入れているところもありますが、取り入れない原因として
一番目は、光線療法自体を知らないお医者様が多いことと、たとえ知っていても中身(原理的な事を含め)については全くと言っていいほど、知られていないのが現状です。
参考→昭和35年ころまでは、医者になるための勉強の中に光線療法学が取り入れられていましたが立ち消えになった経緯があります。 おそらく専門家がいなくなったせいと思われます。
二番目は、病院で取り入れてもお金にならないことです。
物理療法として取り入れ可能なのですが、保険扱いにしますと物理療法は15分以上いくら治療しても点数で35点、金額にして350円にしかならないのです。
光線療法の場合は、カーボン(消耗品)を使い治療師を付けるとなると全く割に合わないことになります。別料金で取り入れてやっているところはあります。